昨年、6月13日に
7年間 約60億キロの長旅を終えて
地球に帰還した
小惑星探査機「はやぶさ」
2月2日から6日まで 京都大学総合博物館にて
はやぶさ 帰還カプセル特別公開をおこなっていましたので
見に行ってきました
京都大学構内にある博物館には
早朝から整理券をもとめて
長い列ができていました。
今回の展示物は「帰還カプセル」ということで
実物とレプリカとが展示されており、
各展示物に、係の方が説明をしてくださいました。
カプセルには
イトカワからのサンプルを入れているコンテナを中心に、
パラシュートを開くことと、
着陸時に回収位置を知らせる電波を発信するための
電子機器が内蔵されており、
その周りにパラシュートが収納されています。
(めっちゃコンパクトなのに、精密)
(これはレプリカ。実物は撮影禁止・・・)
カプセルが
秒速12キロで大気に突入すると
約3000℃の熱にさらされるのだそうです。
それを守る「ヒートシールド」があるのですが、
金色だったそのシールドはとても焼け焦げており、
その勢いの凄さを物語っていました。
しかし、内部はとてもきれいな状態で残っており、
その構造に驚きもしました
展示の後には、
はやぶさが帰還した様子を日本で撮影しているビデオが見れたのですが、
長旅を終えて帰ってきたはやぶさが
「強い光」を放って、流れていく姿に
撮影している人が
「おかえり~、はやぶさ~」と大きな声をかけている姿に
胸が熱くなりました。。。
展示会場のほかには、
地元の高校生が一般見学者向けに
いとかわとはやぶさについて、
自分たちで研究した内容を説明してくれるブースが設置されていました。
そこで高校生に
「はやぶさ」の研究をしているの?と話を聞くと
もともとは全然知らなかったそうなのですが、
このように、みんなに説明できるようにという機会をもつために
一生懸命練習をしたのだそうです。
おかげで
「はやぶさ」「いとかわ」「宇宙」に
とても関心をもつようになったと
いろんな話をしてくれて、
私も勉強になりました。
今回の事で宇宙に興味を持ったのか?
帰りのSHOPで
子供用の宇宙服をねだりだした息子(笑)
いつか本物を着る日が来るだろうか…