阪神淡路大震災

15年前の1月17日 午前5時46分52秒

阪神・淡路大震災が起こった日時です。

もう15年もたつのですね。

その当時、私は大学生で京都に住んでいました。

なぜかその日、目が覚めていました。

すると、

『どどど・・・・』という地鳴り、突き上げる揺れ。

今までに感じたことのない恐怖を味わったのを覚えています。

私の家の周りでは、

マンションの高層階では、食器棚や本棚、テレビが倒れ、

けがをされている人もおり、

水道がとまり、たくさんのミネラルウォーターを

買いに走りました。

テレビでみた神戸の街は

さらに想像を絶しました。

映画でみるような壊滅状態・・・

「これって本当に現実なんだろうか?」

地震が起こってから何日ぐらいたったでしょうか。

思うように救助活動、復旧が進まないという報道をみて、

友人と芦屋まで何かできることがあるのではないかと

向かうことにしました。

電車には、大きなリュックを担いだ人がたくさんいました。

食糧とか衣服とかをいれているのでしょう。

神戸が近付くにつれ、徐々に街並みが変わっていきました。

そして、着いた場所は、テレビでみた光景が広がっていたのです。

しばらく街を歩き、避難場所となっている小学校に着きました。

でも、実際は何もできずに帰ってきてしまいました。

みんな生きるために必死だったんです。

いらだち・怒号がとびかっていました。

秩序とかルールとか

そんなの無関係のようでした。

圧倒されました。

怖かった。

ものすごく自分は無力だと感じました。

本当に自分に何ができるのか

冷静に考えるべきでした。

もっと自分にできることがあったはず。

後から考えると、そう思います。

それでも実際にあの現場を自分の目で見た経験は、

これからに活かすことができると思います。

命の大切さ

今ある生活がどれだけ恵まれているか

支えあうこと

助け合うこと

人の温かさ

15年たっても忘れてはいけないものが

そこにあります。

1月17日を前にもう一度じっくり考えてみたいと思います。


2 Comments

  1. SECRET: 0
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    私は大学生で自宅で試験勉強をしていました

    怖かった。

    もう二度とあんな思いはしたくないですね…

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  2. SECRET: 0
    PASS:
    >税務から遠ざかったおかんさん

    今でも、地震には
    非常に敏感…です

    返信

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