比較的街中に住んでいると
自然に親しむということが、
自然とできなくなってしまい、
意識的に自然を求めていかなくては
ならなくなりました。
先日のタケノコ堀りに続いて、
今回も自然を身体いっぱい感じに京都の北へ・・・
GWでも桜が咲いているぐらい、
天気は良かったですが、涼しい気候の山奥
川が透き通っていて
緑も濃い!!
空気がおいしいなと感じる場所で
体験したのは、「イワナのつかみ取り」
息子は、娘と違って
小さいころは、
川を見れば「泳ぐ!」と言ってジャブジャブ入っていました。
冷たくても、服が濡れても、
後先考えず、ジャブジャブ。
しかし、すっかりその楽しさを忘れてしまったのか
「えっ、服ぬれるし、いいわ」とそっけなく断られてしまいました
いやいや、そんなはずはない、きっと思い出すはず!と
しつこい母はあれこれ息子をたしなめて
いざ、川へ。
最初は、
「無理やって」
「冷たいわ」
「魚、ぬるぬるし」と全然気持ちが向いていなかったですが、
捕まえることができると
そのあとは、
地元のお兄さんに
イワナの串の刺し方を教えてもらって
その場で焼くことに
まだ生きている魚をつかんでいることにも
緊張の面持ちでしたが、
実際にしてみてわかること、感じることがあったようです。
お兄さんが
「一気にさしてあげないと、痛いのが長引くしなぁ~」
「さしやすい場所があるんやで」
「命をもらって、おいしくいただこうなぁ」など
ちょっとした会話の中で、大事なことをたくさん教えてくださいました
(ありがとう、地元のお兄さん)
串にさすこと、火で焼くことなどしているうちに
どんどん行動は大胆に!
おいしくいただいた後は、
自然児のように
はだしで広場を走り回っていました。
自然に触れるまでは、なんとなくぎこちなかった体の動きも
のびのびと、
それに笑顔もいきいきとしてきました。
あ~やっぱりこれが自然なんだよなぁ、
きっとこれが気持ちいいっていうことを
自分の身体はわかっている。
そして、
そんな子供の様子をみながら
私も思い出す。
もっと毎日キラキラしていたなぁ。
身体から要らない力が抜けていく。
心から笑える。
みんな笑顔で楽しそうだ。
自然が教えてくれる。
子供は思い出させてくれる。