京都府が行っている雇用対策基金活用事業
非常に面白い取り組みです。
京都府内の企業へ就職したい若者(35歳未満)を
全国から選抜し、
一定期間育成しながら、
就職を支援するというものです。
まず全国から公募された若者が
京都未来を担う人づくりサポートセンターによって
選抜されます。
その選抜された人材は、
サポートセンターが直接雇用するのです
つまり、給与が支給されるのです。
求職を希望する若者は
雇用されてから
6ヶ月間は、様々な研修を受講しながら
就職活動を行うことができるのです。
一方企業側は
サポートセンターに、サポート企業として登録し、
交流会や個別説明会を通して、
求職者にアプローチします。
面談で雇ってみたいと思う人材に出会ったら、
企業は、
「トライアウトワーキング」を実施できます。
これにより
1:採用後のミスマッチを防ぐ
2:企業には賃金、保険などの負担がない
などのメリットが受けられるのです。
これは緊急雇用の一環なので
昨年から23年度までの事業と言われていますが、
この事業が始まった年に
「京都創発事業最優秀賞」という
京都の特性をいかしたオンリーワン事業の取り組みの中で
特に優れた事業に対して贈られる賞を
受賞されています。
企業・未来を担う人材・京都
WINWINの関係で生まれる新しい雇用スタイルですね。