富士山と経営

かねてから富士登山をしてみたいと

思っていました。富士山

日本一のあの雄大な富士山に登って

どんな世界が目の前に開けるのか・・・

日本人として生まれたなら、

日本一の山に登ってみたい音譜

そんな希望をずっと抱いていました。

こんな風に願ったり、

「富士山に登りたい!」なんて言っていると、

不思議なことに、近くに登ったことがある人が

ふと現れたりします。

先日もなんと5回も登ったという方が

身近にいて、びっくり目

ぜひぜひ、来年登りたい!!とお願いしたら、

連れて行っていただけそうな感じなので

今からトレーニングしないといけないなと

思う今日この頃です。

「富士登山と経営は似てる」

その方はおっしゃっていました。

最初に勢いづいて、スピードを出すと

途中で息切れをしたり、スタミナがなくなって

下山しなくてはいけなくなる。

日本一を目指すなら、

自分のペースを考えた

きちんと計画を立てて、

それにのっとって進まないといけない。

淡々と冷静に。

そして、辛くなる前に一呼吸、休みを取ることも必要だと。

また、個人であれば、

ずっとマイペースで進めばいいかもしれない。

しかし、チームで登るならマイペースでは

皆が登ることはできない。

皆一緒に登るには、

リーダーは周りの人の体調を考えて

ペース配分を組み替えなくてはならない。

登山が得意な人を

先頭に立たせて、つかず離れずのペースで引っ張っていってもらう。

うまくペースがつかめない人には、

励ましたり、確認したりして、

一緒に登りきれるのかを見極めなくてはならない。

そして最後尾には、やはりリーダーが全体の動きをみながら

指揮を執る。

登山をしていると

徐々にその人のホントの姿が見えてくるそうです。

順調なことばかりではないでしょう。

皆が辛いときは、リーダーもつらいでしょうし、

体調が悪くなるときもある。

それでもリーダーは「リーダー」で

あり続けなくてはならない。

皆が登頂し、無事に下山するまで。

だから、ただがむしゃらに登りたいという

願望だけでは登れない。

登りきるには、常に冷静な目と熱い思いを持ち続けることが

必要なのではないかと思ったのでした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です