ブログを通じで知り合えた受験生の皆さんの
受験後の感想をみていると
その1日に今までどれだけの時間を費やしてきたのか、
いろんな思いがそこから感じることができます。
自己採点する怖さや
緊張からの解放感や
少し時間がたってからの脱力感。
夢のような受験日が終わって
今度は合格発表までの
何ともいえない時間が流れます。
皆さんの話を読んでいると
自分の受験生時代を思い出します。
真剣に取り組んだ1年目の受験日は
あまりの緊張で、地下鉄の階段を
震える足でうまく登ることができませんでした。
2年目は、発表前の各予備校の予想では合格ラインだったのに、
1点足りずに不合格。
大きなショックを受けました。
それから。
仕事のお昼休み時間に
自宅のPCでみた自分の受験番号。
あると信じていたけれど
実際に見たときには
涙ではっきり見えませんでした。
ちょうど自宅にいた母は
私が確認するところを見ることができず
別の部屋にいました。
私が泣いている事に気付き、部屋を出てきたので
「合格」を告げたところ、
母も一緒に泣きながら
「よかったやん、ホントよかったやん」
「頑張ってたもの。すごい頑張っていたもの。」
「すごいよ。すごいよ・・・」
って言ってくれました。
何も言わず、
子供の世話を手伝ってくれて、
私が勉強する時間をたくさん作ってくれていた母。
ホントは、大丈夫なのか?
試験の手ごたえはどうだったのか?
きっと、発表まで聞きたいことはたくさんあったはず。
でも何も言わず、待っていてくれました。
すごく心配をかけていたのだと思います。
・・・・そんなことを思い出しました。
1年たっても、何年たっても
その時の思いは忘れてはならない。
皆さんの言葉で気持ちを新たにできました。
ありがとうございます。