自分の時間をどう使うか

毎月、会社から「致知」という雑誌が送られてきます。

「人間学を学ぶ月刊誌」と書かれたこの雑誌は、

数多くの経営者、各分野での著名人が

対談をしたり、

経験談を語ったりしています。

年齢層が自分たちよりも高いので

若干内容が難しく感じることもありますが、

諸先輩方の「言葉」には大きな説得力があります。

今月届いた中に

「自分の時間をどう使うか」という

ウシオ電機会長の記事が載っていました。

1日24時間 1年365日

これは誰しも平等に与えられた時間です。

その中で睡眠や食事などを差し引いて

1日に使える時間は年間で約5000時間ほどになるそうです。

またそのうち一般的なビジネスパーソンは年間2000時間を

労働に費やすので、

自己管理できる時間は3000時間ほどあります。

それを皆さんはどのように過ごしているのでしょうか。

私はおととし社労士の試験に不合格になった時

もうやめようかと思いました。

社労士の試験は8月の第4日曜日。

夏休みは全くありません。

子供たちと遊んであげることもできない。

しかし、ここであきらめたらきっと後悔する。

なら、覚悟を決めようと

「時間」に徹底的にこだわることにしました。

仕事の時間

勉強の時間

起きる時間

寝る時間

できうる限り、『時間』を管理しました。

そのために

余計な動きも減らしました。

仕事が終われば、まっすぐ家に帰る。

1日何かをやめてみる(例えば、テレビのスイッチを入れることをやめるとか・・・)

決めたことをやり遂げる環境を整える。

いつかやらなくてはいけない事ならば、

今向き合わなくてはいけない。

でないと、成し遂げることができないと

そう思いました。

おかげで時間は自分でつくるもの。

それを実感することができました。

今は、「仕事」に時間をかけなくてはいけないと

思っています。

結局、また子供との時間を減らすことにもなっていますが、

これも『今』やらないといけないことだと

自分なりに思うからです。

先日京都新聞に掲載された私の写真は、

子供たちの先生やお友達の間でも

話題に上っていたようで、

「ママが新聞に載ったってみんな話してたよ」と

嬉しそうに言ってくれました。

直接、子供たちと触れ合う時間は少なくても

子供たちが自分の仕事を誇りに思ってくれているというのは、

私もうれしいですし、

時間の使い方は間違っていなかったと思いました。

時間は止まることがありません。

ただなんとなく過ごしていても時間は過ぎていきます。

今、どのように時間を使うかによって

自分の人生がどのようなものになるのか、

すべては自分次第だと思います。


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